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10.30.08:56
探偵業法違反で初の無届け営業容疑者を逮捕
福岡県警は10月17日、県の公安委員会に探偵業の届け出をせずに探偵業を営んだとして、福岡県福岡市南区高木2丁目、「アルバリサーチインターナショナル」経営の梶原昭文容疑者(50)が探偵業法違反(無届け営業)の疑いで逮捕れた。
探偵業法は、調査を巡って依頼者とのトラブルが相次いでいた探偵業者を取り締まる為、各都道府県の公安委員会への業務届け出を義務付けて、今年6月1日に施行されたばかりである。
警察庁によると、探偵業法が施工されてから全国初の摘発であった。
調べによると、梶原容疑者は7月中旬、県公安委員会に探偵業の営業所設置の届け出をしないまま、福岡市内の30代女性から人捜しの調査依頼を受け、調査料金18万円で請け負い、同下旬まで調査して女性に調査結果を報告した疑い。
総合探偵社を名乗り、電話帳などに広告を載せて客を集めていた。
元従業員の男性が7月、中央署に「アルバリサーチインターナショナル」の給料未払いの相談をした事から無届け営業が判明したという。
梶原昭文容疑者はこの容疑を認めている。
「アルバリサーチインターナショナル」のホームページでは「25年の信頼と実績」とうたっている。
探偵業法は、調査料金・契約金・調査結果などの様々なトラブルが相次いだ事から、悪質業者の排除のため昨年6月に成立。無届けのまま聞き込みや尾行をする事などが禁じられている。
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